答えが決まっていることは超簡単 | 本間の主観

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モバイル広告に携わって17年目突入。思ったことをオブラード3枚に包んで・・・。大きな心で読んで下さい


唐突だけどわしは算数が得意。
「数字に強いですね」とか「計算が早いですね」とよく言われる。

計算は訓練で誰でも早くなるのでこれ自体はたいした話じゃないけど、算数が得意なのは自己分析で言うと答えが1つしかないし、覚える事がほとんどないから。
(逆に国語とか超苦手・・・)

1+1=2にしかならない。2×2=4にしかならない。
(ここで組織論的な1+1=3にするためにはという議論は置いといて)

逆に答えが決まっていない事はとてつもなく難しい。
仕事をしている上でもよくある。

代表的なものはマネジメントと営業。

この2つって正解がないと思うんだよね。正確には時間が経ってからでないと正解の確認が出来ない。
成功している人と同じ事をやったら成功するか?成功しない確率の方がはるかに高いと思ってる。

分かりやすく言うとわしと同じ言葉、同じ発音でしゃべり、同じ行動をすると同じ結果が出るか?
断言しよう、絶対に出ない

最低限の守るべきものを守った上で自分流にアレンジしないといけない。
最低限守るべきものとは「義」であったり「人格否定をしない」とかそういった類いのこと。
それを自分の経験と知識でアレンジする。そこに確証はない。

だから経営者って大変なんだよね。
正解が分かって意思決定しているわけではなく、その時の状況に過去の経験・知識などあらゆる引き出しをバーっと開けて「こうだ!」と意思決定しているわけで、そしてその結果は時間が経たないと分からない。

その精度を高めるために先輩の話を聞いたり書籍を読むのは正しい。
でもその通りに実行することは正しくないと思う。参考にする程度でちょうどいいんじゃないかな。
自分なりに噛み砕いて自分流に落とし込む。

そこを理解することが成長への一歩になると思うよ、おいちゃんは。